- 2025年7月17日
2025年7月、North Kyoto 1001というトレイルランニングレースの66㎞カテゴリに参加しました。

1周約34㎞、獲得標高900mのコースを2周するという内容で、夜2100からスタートしました。
事前にChatGPTで出していたペース計画では、配偶者に合わせて1周目6.5時間、2周目7時間あまりで走れば制限時間内(14時間)に帰ってこられるという計算でした。
1周目は約5時間という予想より早いペースで走行できました。
ロードや山道ではほとんど疲労・息切れもなく、道中の暗闇をスマホで撮影等して進みました。
しかし、1周目の終わり、鴨川沿いを走って賀茂大橋に戻る途中、コンビニに立ち寄って(規則上認められている)飲み物を飲んでから異状が発生しました。
コンビニでは水分、糖分、およびカフェインを摂取しようと考え、以下の品目を買って摂取しました。
- モンスターエナジー
- キレートレモン クエン酸2700
- 100%オレンジジュース
エナジードリンク等を一気飲みして2周目を開始しましたが、直後、平地の走行ペースが6:30台と緩やかにも関わらず異様に息苦しくなり、またトレイルの登りに入ると呼吸はさらに困難になりました。
併せて吐き気や腹部の膨張感も発生し、普段は配偶者よりも早いペースで走るにも関わらず、このときは後ろからようやくついていくレベルになりました。
また異様に喉が渇くためポカリスエットを飲んでいましたがこちらも不足気味になり精神的な負荷が増加しました。
残り20㎞程度の下りロードでどうにか調子を取り戻したものの、やはり普段より息苦しく、配偶者からは「心が弱い」、「最後は心で走れ」、「それでゴールした後に敵と戦えるのか」等、これまで私が行ってきた指導のカウンター攻撃を受けました。
タイムは想定より早かったものの(10時間56分前後)、配偶者基準のタイムであり、私自身がここまで息切れするとは考えていなかったので、その後原因について推測を行いました。
教訓:
- 68㎞という距離に対して水分(ポカリスエット)が1.5Lと少なかった。途中、エイド間に約10㎞のトレイルがあり、ここで水分が切れた場合補給できない区間が1時間半~2時間続いてしまう。極力エイドに依存しない補給計画が必要である
- 深夜・徹夜のトレイルをほとんど練習していなかったため想定よりも体や脳に負荷がかかったと思料する
- モンスターを飲んだことにより糖分・カフェイン過剰等の影響で急激に血糖値が上下し、その反動で倦怠感や息苦しさ、吐き気等の症状が出たと考えられる
- 翼を授けられるはずが墜落した
今後は補給に余裕をもたせるとともにナイトトレイル練習等行うことで不眠不休走行に慣れていく必要があります。
10月から100㎞トレイルが始まるので、それまでには暗闇を笑顔で疾走する戦闘員を目指します。